あなたの心を❤️で満たして
「でも、だったらどうして着替えを彼女が取りに来るの!?私でも廣瀬さんでも届けたのに。
それに、研究所に泊まることになるのも自分が連絡をしてくるのが本当でしょ?
どうして彼女が電話をしてくるの?それが補佐役の仕事?行き過ぎてない?」
熱っぽく言い続けてしまった。
廣瀬さんが聞いたら速攻で褒めてくれたかもしれない。
「…ああ…そうか。それで蒲池さんが釈然としてなかったんだ」
「え?」
ちょっと待って。釈然としないのは私もなんだけど。
「着替えを取りに行った時、初めて留衣に会って驚いたと言ってたんだ。
結婚したなんて嘘だと思ってたみたいで、向こうが勝手に信じてなかったのに『今度から奥さんに持って来て貰って!』とか言われてさ」
研究所に泊まるという連絡を入れたのも蒲池さんが機転を利かせたんだろうと話した。
「俺が『留衣は平気かな』と呟いたから」
「私が?」
「だって、毎晩怖がってるだろ。廊下の明かりも消さずに点けたままでいるくらいだし、初日の明け方も泣いてたし、一人でこの家にいるのは寂しいだろうなと思って……」
それに、研究所に泊まることになるのも自分が連絡をしてくるのが本当でしょ?
どうして彼女が電話をしてくるの?それが補佐役の仕事?行き過ぎてない?」
熱っぽく言い続けてしまった。
廣瀬さんが聞いたら速攻で褒めてくれたかもしれない。
「…ああ…そうか。それで蒲池さんが釈然としてなかったんだ」
「え?」
ちょっと待って。釈然としないのは私もなんだけど。
「着替えを取りに行った時、初めて留衣に会って驚いたと言ってたんだ。
結婚したなんて嘘だと思ってたみたいで、向こうが勝手に信じてなかったのに『今度から奥さんに持って来て貰って!』とか言われてさ」
研究所に泊まるという連絡を入れたのも蒲池さんが機転を利かせたんだろうと話した。
「俺が『留衣は平気かな』と呟いたから」
「私が?」
「だって、毎晩怖がってるだろ。廊下の明かりも消さずに点けたままでいるくらいだし、初日の明け方も泣いてたし、一人でこの家にいるのは寂しいだろうなと思って……」