世界一幸せな国Ⅱ※執筆再開
先「うわぁ本当にレオさんの言う通りだ……」
先「もっと勢いあるのかと思ってたねぇ。ミシミシ……って静かに砕け落ちた!……それにしても流石ボールドウィン……」
ユ「えっ!!……うそ!?ごっごめんなさい!!お、俺っほんと、悪気は全くなくて!!ちゃんと切り替えて本気でやろうって思って……!!」
涙目になりながら狼狽えるユアンと壊れた測定器を見ながら感心している先輩方。
「本気でやっちゃダメじゃん……」
私がボソッと言うと、ユアンはハッとした表情で
ユ「本当に……俺、どうしよう……!!すみません!!」
と必死で謝っていた。
とりあえず、新しい測定器を手配しなければ。
早速家に電話をかけることにした。
──プルルル……
「もしもしお父様?私。ローナ。ユアンがやっちゃったの。測定器を秒で持ってきてくれない?そっち立て込んでるなら今からそっちに転移で取りに行くけど」
入学式が終わり、家に帰っているであろうお父様。
まさか本当にそうなるとは思わなかったけど、私もまだ試験を終えていないので持ってきてもらうことに。
ア「ローナ!!俺はローナから連絡がもらえて嬉「すまない。代わった。レオだが」」