snowlove
私の両手を広げても足りない位大きな門に、異国の雰囲気を漂わせるお城のような校舎。
白い壁にきれいな緑色の屋根。



それに、校舎迄の道のり。
軽く1kmはありそうで一体どうしたものだろうか。
……迷っていても仕方ないので歩き出すと、



後ろから真っ赤な車。
どんな人が乗るのだろうと思っていると、降りてきたのは、おじさんだった。



今回、国内でしか転勤していなかった父と母がイギリスに行くため寮もあるおじさんの学校に転校することになっていたのだ。
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