love game♡
カフェを出て、その辺をプラプラして
家に向かう。

「つかさ、伊織って呼んで。」

「え?」

「だって、優くんのことは呼び捨てじゃん。」

「そここだわるー?」

「こだわる!俺って結構嫉妬深いみたいで。」

「今更呼び捨てって恥ずかしい。」

「ふーん。呼ばなきゃこの場でエッローイキスする。」

「は?やめて!」

「じゃ、呼んでー。」

「い、伊織?」

名前を呼ぶだけでもドキドキするなんて‥

「はい、反則ー。ダメだ上目遣い反則ー。」

「は?ちょっ!いたっ!」

伊織くんの噛み癖は健在で。

耳を噛まれた。

「噛み付きたくなるよね。やっぱり。」

いたずらに笑った。

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