love game♡
そして、ついた場所は病院だった。
「つかさ、俺行っていいの?」
「大丈夫。てゆか行くべきだよ。
お母さん、伊織にも見せてあげたいって言ってたよ。」
「あの人にあったの?」
「学校に来る途中ね、たまたまお母さんに会ったんだ。お腹を抑えて立ちすくんでる人がいてよく見たら伊織くんのお母さんだった。
陣痛が来てしまったみたいで、すぐに救急車を呼んだんだ。」
「それで遅かったの?」
「うん。」
「救急車に乗るとき、伊織くんの名前を呼んで見せてあげたいっていつ言ってたの。」
「そっか。」
つかさのおかげで勇気が出た。
産婦人科病棟に行くと、
ロビーに蘭とあの人の旦那がいた。
「伊織!」
俺たちを見つけて、駆け寄る蘭。
「君が伊織くん?」
「ども。」
眼鏡をかけて、今までの男とは違う真面目そうな男の人が話しかけてきた。
この人があの人の旦那。
「会えて良かったよ。
僕の名前は、花沢 雅人。
優子が君のこといつも話してたから。
色々話したいことがあるんだけど、そんな場合じゃなくて1つだけ。」
「はい。」
「僕は、君のこと家族だと思ってる。
だから、君の居場所は必ずあるから。
安心していつでもきなさい。
これから産まれてくる子は、君の弟だよ。
新しい命が産まれてくるんだ。」
雅人さんの言葉は、
すっごく心には響いた。
真っ直ぐで、初めてあったばっかの俺に
優しく言ってくれた。
これから産まれてくる子は、
半分だけ俺と血の繋がりがある子、
でも弟なんだ。
「つかさ、俺行っていいの?」
「大丈夫。てゆか行くべきだよ。
お母さん、伊織にも見せてあげたいって言ってたよ。」
「あの人にあったの?」
「学校に来る途中ね、たまたまお母さんに会ったんだ。お腹を抑えて立ちすくんでる人がいてよく見たら伊織くんのお母さんだった。
陣痛が来てしまったみたいで、すぐに救急車を呼んだんだ。」
「それで遅かったの?」
「うん。」
「救急車に乗るとき、伊織くんの名前を呼んで見せてあげたいっていつ言ってたの。」
「そっか。」
つかさのおかげで勇気が出た。
産婦人科病棟に行くと、
ロビーに蘭とあの人の旦那がいた。
「伊織!」
俺たちを見つけて、駆け寄る蘭。
「君が伊織くん?」
「ども。」
眼鏡をかけて、今までの男とは違う真面目そうな男の人が話しかけてきた。
この人があの人の旦那。
「会えて良かったよ。
僕の名前は、花沢 雅人。
優子が君のこといつも話してたから。
色々話したいことがあるんだけど、そんな場合じゃなくて1つだけ。」
「はい。」
「僕は、君のこと家族だと思ってる。
だから、君の居場所は必ずあるから。
安心していつでもきなさい。
これから産まれてくる子は、君の弟だよ。
新しい命が産まれてくるんだ。」
雅人さんの言葉は、
すっごく心には響いた。
真っ直ぐで、初めてあったばっかの俺に
優しく言ってくれた。
これから産まれてくる子は、
半分だけ俺と血の繋がりがある子、
でも弟なんだ。