love game♡
「なーなー、そろそろさその君付けやめよーよー。」

「え‥無理。」

「なんでよ!!」

「だって‥恥ずかしい。」

伊織くんと出会ってもう4年目になろうとしている。

初めは、ゲーム感覚でしか恋愛できない伊織くんが嫌いで。

なのに好きになって。

もっともっと好きになる。

だから、呼び捨てにすることさえも恥ずかしいと未だに思う。

「ま、いーや。
よしつかさー、引っ越し記念に写メとろー。」

カシャ。

「ちょっと!!不意打ちやめてよ!
私変な顔してるじゃん!!」

「可愛い顔。」

「もー!!!」

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