love game♡
気が向かないまま、学校に着き教室に入った。

瞬間、、、、

「つかさー!!!おめでとう!!」

ぼふッッと私に飛び込んで来た日菜子。

「ッッぶっ。痛いよ。」

「ねーねーいつから付き合ったの?」

「んー昨日?」

「どこで知り合ったんだよぉ〜。城田くんとぉ!おめでとう!おめでとう!」

「うん。」

日菜子とのテンションの違い。

「はーい、そこまでー。
俺の彼女返してー。」

慣れたように、日菜子から私を引き剥がすと
伊織くんの腕の中に収まった。

「ちょっ!やめてよ。」

「なーんで?」

「みんな見てるから!」

「いーじゃん。見せつければ。」

「そもそもあなたの教室違うでしょ。」

「彼女に会いたくて仕方ないって彼氏の気持ち考えてよ。」

チラリと横目で、伊織くんを見れば口角を片方だけあげていた。

意地悪な顔。

< 24 / 215 >

この作品をシェア

pagetop