love game♡
「充電充電ー。」

「充電?」

「今から俺、バイトなのー。」

「バイト?今から?」

「そ。僕ちん一人暮らしなので。
バイトしないと生きてけないのです。」

適当に生きてるようで、真面目なんだ。

腕に収まったまま、ベッドに腰を下ろした伊織くん。

「不覚だよ。」

「何がー?」

「さっきまで泣いてたのに、引っ込んだ。」

「ふふっ。俺のおかげ。」

ガブっと首筋を‥

「噛んだ!!」

「おいしそーな匂いした。」

「は?バンパイヤですかあなたは?」

「へへっ。」

この人のペースに引き込まれるんだ。

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