蘇りのウタ
「あぁ。儀式用の薪だ。みんな、これを使ってる」


そう言い、創吾が薪を1つ手に取った。


切り倒されてから間もないのか、まだ若々しさのある木だった。


「自分が使用した数だけ、また木を切ってここに置いておくらしい」


俺は茫然としてその薪を見つめた。


ここまで準備がされているということは、噂は噂ではないのかもしれない。
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