向日葵に結ばれて
「花穂ちゃん、昨日大変だったって~?」
私を心配してくれてるのは、花屋のオーナーの静さん。
静(しずか)さんは5店舗の花屋を経営する、やり手のキャリアウーマン。
私を娘のように可愛がってくれて、こうして心配もしてくれる。
「またドジっちゃいました。もしかして、さっそく連絡きちゃいました?」
「南条さんからは特にないんだけど、秘書の高遠(たかとお)さんからね~」
あ~、そっちか。
私はガックリ肩を落とす。
私は高遠さんのことがちょっと苦手。
高遠さんも私のことをよく思ってないのは、なんとなく伝わってくる。
「リゾートホテルの仕事が片付けば、しばらく南条さんのところの仕事ないんだし、高遠さんも嫌味言ってこないわよ」
「静さん、嫌味ってなに言われたんですか?」
「お宅の従業員は暇でも、ウチの社長は忙しいので巻き込まないでください、だって~。花穂ちゃんは売れっ子のデザイナーですって言ってやったわよ~」
「毎度すみません」
高遠さんは私が隼人と仕事で関わることでさえ、良くは思ってないみたい。
私を心配してくれてるのは、花屋のオーナーの静さん。
静(しずか)さんは5店舗の花屋を経営する、やり手のキャリアウーマン。
私を娘のように可愛がってくれて、こうして心配もしてくれる。
「またドジっちゃいました。もしかして、さっそく連絡きちゃいました?」
「南条さんからは特にないんだけど、秘書の高遠(たかとお)さんからね~」
あ~、そっちか。
私はガックリ肩を落とす。
私は高遠さんのことがちょっと苦手。
高遠さんも私のことをよく思ってないのは、なんとなく伝わってくる。
「リゾートホテルの仕事が片付けば、しばらく南条さんのところの仕事ないんだし、高遠さんも嫌味言ってこないわよ」
「静さん、嫌味ってなに言われたんですか?」
「お宅の従業員は暇でも、ウチの社長は忙しいので巻き込まないでください、だって~。花穂ちゃんは売れっ子のデザイナーですって言ってやったわよ~」
「毎度すみません」
高遠さんは私が隼人と仕事で関わることでさえ、良くは思ってないみたい。