向日葵に結ばれて
「さっそく手配しなくっちゃ!!」
「え、あ、静さん!」
私を無視して、静さんは大口の仕事をこなすような勢いで去っていった。
やっぱり断ればよかったかな。
なんだか面倒なことになりそう。
静さんはやると言ったら必ずやる人。
仕事もプライベートも。
おそらく数日のうちに、誰かを紹介してきそう。
うーん…。
とりあえず今は仕事に集中しよう。
書類一式をバッグに詰め込んで、打ち合わせ先に向かった。
外資系ホテルの仕事は隼人の紹介で急遽決まった。
フランス人の社長さんが、コンテストで優勝した私の作品を気に入ってくださって、ホテルに3ヶ月もフラワーアートを飾ってくださることになった。
長期の仕事は私も初めてで、体力気力共に気合いを入れて、打ち合わせを始めた。
秘書を従えた社長さん自ら、打ち合わせに出席されて、私は緊張しながらも、順調に話は進み、ホッとしていた、その時。
ガチャ!
勢いよくドアが開いて、私、社長さん、秘書さんの視線が一点に集まる。
そこに立っていたのは、隼人だった。
「え、あ、静さん!」
私を無視して、静さんは大口の仕事をこなすような勢いで去っていった。
やっぱり断ればよかったかな。
なんだか面倒なことになりそう。
静さんはやると言ったら必ずやる人。
仕事もプライベートも。
おそらく数日のうちに、誰かを紹介してきそう。
うーん…。
とりあえず今は仕事に集中しよう。
書類一式をバッグに詰め込んで、打ち合わせ先に向かった。
外資系ホテルの仕事は隼人の紹介で急遽決まった。
フランス人の社長さんが、コンテストで優勝した私の作品を気に入ってくださって、ホテルに3ヶ月もフラワーアートを飾ってくださることになった。
長期の仕事は私も初めてで、体力気力共に気合いを入れて、打ち合わせを始めた。
秘書を従えた社長さん自ら、打ち合わせに出席されて、私は緊張しながらも、順調に話は進み、ホッとしていた、その時。
ガチャ!
勢いよくドアが開いて、私、社長さん、秘書さんの視線が一点に集まる。
そこに立っていたのは、隼人だった。