身代わりの姫
第7章

1



新しい年を迎えた。


挨拶を国王にする為、正装して中央の館に来ていた。


色々な話し合いの結果、妃たちも、公務を出来ることになった。


今まで、民の前に顔を出すことは滅多になかったが、今日から視察や公務としての観劇や民の行事にも参加することになった。


ジルと共に、新年の行事に参加する。


港での海軍の激励会。


街中をパレードのように馬車で進む。




沿道に手を振る人たちがいる。



新しい年は、いろんなことが変わっていくのだろう。




この国が平和でありますように、と祈った。





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