公園で王子様を拾いました!
そうだっなたと笑いながら、でも、智哉は私を離してはくれない。

ベットにそっと下ろすと、長かったな10年は、そう言うと優しい微笑みを浮かべて、優しく抱き締める。


抱き締めるその手が震えているのが分かり、智哉も緊張してるのだと思うと、愛しさが込み上げて来た。


自然と言葉が出た。


「10年待ってくれてありがとう。智哉が好き。」


「もう、絶対離さない。」


智哉の優しいキスに必死に応えた。


全ての初めてが智哉で良かったと思うと、涙が溢れて止まらない。


「大丈夫か。」


早く智哉の者になりたくて、智哉の熱い思いに必死に応えた。


愛させる事の喜びと幸せ。


愛するの事の切なさと痛み。


全てが同時に私を襲う。


智哉、もう何処へもいかないから、安心して。


ずっと、一緒。


永遠に一緒だから。


いつの間にか眠ってしまった。






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