公園で王子様を拾いました!
暖かな腕の中で目を覚ますと、智哉がじっと私を見つめていた。


そんなに見つめないで。


恥ずかしい、恥ずかし過ぎます。


智哉が私の胸に顔をうづめた。


キャー!


変態。


「夕べはあんなことも、こんなこともしたのに。」


してません。


「可愛いから、もう一回頂きます。」


結局、智哉に起きる事を許されず、ベットから出たのは昼過ぎ。


身体中が痛い。


智哉のバカ。


智哉のスマホが鳴る。


真也かららしい。


智哉はスマホを持ち、ベランダで話していた。


真也に私たちの事を話したのだろうか。


恥ずかしくて、真也の顔が見れそうもない。


私は自分の意思で智哉を選んだ。


後悔なんかしてない。




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