冷愛冷涙-Reiai Reirui-
学校に通ってると、嫌でも人と話さなきゃいけない。
元気な人を見なくちゃいけない。
私は半年後死ぬかもしれないのに。
「なぁ、愛。俺、今週末誕生日でさぁ」
……。
明るい話がしたい気分じゃないのに。
話しかけないでほしいのに。
「……そう」
全面的にその気持ちをアピールしてるのに、蒼汰は気づかないで、
「二人で遊園地行かね?」
私の心の傷をエグるようなことを言う。
前までなら、嬉しい誘いのはずだった。
「………行きたくない…」
今、行ったってなにもできやしない。
ジェットコースターもダメ。
お化け屋敷もダメ。
ちっとも楽しくないよ、そんな遊園地。
元気な人を見なくちゃいけない。
私は半年後死ぬかもしれないのに。
「なぁ、愛。俺、今週末誕生日でさぁ」
……。
明るい話がしたい気分じゃないのに。
話しかけないでほしいのに。
「……そう」
全面的にその気持ちをアピールしてるのに、蒼汰は気づかないで、
「二人で遊園地行かね?」
私の心の傷をエグるようなことを言う。
前までなら、嬉しい誘いのはずだった。
「………行きたくない…」
今、行ったってなにもできやしない。
ジェットコースターもダメ。
お化け屋敷もダメ。
ちっとも楽しくないよ、そんな遊園地。