冷愛冷涙-Reiai Reirui-


**

ガチャン!!


バン!!


「っ!?」


大きな音と共に目が覚めてしまった。


時計を視ると、まだ朝の4時前。


何事かと思ってロフトから下をのぞくと、ここからでもわかるほどの不機嫌オーラをバンバン出してる冷がいた。


こんな時間に家に帰ってきたってことは…倖さんとずっといたってことだよね……。


何があったんだろう。


─バンッ!!


荒々しい音をたてて冷が自分の部屋へと消えた。


………何だったんだろう……。


あんなにキレてる冷、初めて見た……。 
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