冷愛冷涙-Reiai Reirui-
「わかったんなら、さっさと消えろ」


冷……?


何でそんなに怒ってるの……?


「は…い…」


蒼汰は、冷のオーラに圧倒されて、後ずさりながら走り去ってしまった。


「冷……?何で……?」


何でいるの……?


状況が理解できない。


「……お前、アイツと付き合ってんの?」


冷の黒いオーラは消えることがない。


「違う……」


付き合ってるって冷に思われたくない…。


冷にどう思われようといいはずなのに、なぜか嫌だった。


「じゃ、何で泣いてたんだよ」
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