澄んだ青空
2人揃って2年C組に行くと、座席表があった。

席もラッキーなことに近く、班は違かったけれど通路を挟んだ隣は夏菜だ。

「なんだお前らもC組かよ。」



偉そうに言うのは
長谷川花登(はせがわ はなと)、お調子者で、割と、私と夏菜と仲がいい。


「私たちだって、花登と一緒になりたかった訳じゃないわよねー、美佳。」

「そ、そうだよ!何言ってんの花登。」

「なんだよ、2人してマジになっちゃって」

そう言って膨れながらはなとは廊下に向かって行った。

私とななは顔を見合わせて笑っていた。

みんな揃って来た頃、新しい担任の先生が入ってきた。

「みんな、今日から2年C組を担当する宮川幸太(みやがわ こうた)だ。宜しく頼むよ!」

学校で結構な人気の若手の先生。保護者からの支持はすくないみたいだけど。。

熱意があって、これはこれでいー気がする。

係や、当番、リーダーなどがきまり、一段落が付き、ランチタイムに入った。



私と夏菜は、今、自分で弁当を作るという決心をしたので頑張って作って来ている
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