現役女子高生、メイドになります!
「よかったね。熱下がったみたいで」



「……はい。心配かけてすいません」



「ま、無理しないでな」




海様は私に向かって軽く微笑むと、さっさと靴を履いて玄関を出ていってしまった。




え、それだけ……?




何かを期待していたわけじゃないけど、もうちょっと話してくれたりとかしてもいいのに。




……いやいや、昨夜結論出したじゃん。私が好きなのは祐基であって、海様のことは気にすることじゃない。




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