現役女子高生、メイドになります!
『――やっと二人きりだ。ここなら誰にも邪魔されない。思う存分にかわいがってあげるよ』


『う、海様、何を……きゃっ!?』


『……これからすること、誰にも言うなよ』


『いけません、離してください!海様は男が好きではなかったのですか!?』


『……今欲しいのはお前だけだ、黙ってろ』



海様は強引に私の唇を塞ぐと、器用に服を脱がし始める――




……って、やば。私こそ最近エッチな妄想多くない?生理前で欲求不満なんだろうか。



「……結衣、またぼーっとしてるだろ」


「え、あっ、すいません。なんでしたっけ」


「おいで、バス乗るから」



私が何かを言う前に海様は歩きだしてしまった。わけのわからないまま後を追いかける。



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