現役女子高生、メイドになります!
「俺、お前のこと応援するよ。恋愛しないで仕事頑張るならさ、付き合っているのもやめるべきじゃん」
「えっと、でも……」
「また難しく考えてんのか?別にもともとが形だけの関係だろ。
彼氏とか彼女とかの肩書がはずれるだけで、俺らはこれまで通りだよ。またアイスとか食べに行こうな」
風様はテーブルの上の教科書をまとめて立ち上がる。そのままキッチンの入口まで進むと、私の方を振り返った。
……いつもの、風様の笑顔。だからかもしれないけど、どこかでほっとしている自分に気づいた。
「じゃ、また明日な。おやすみ」
「お、おやすみなさい」
「えっと、でも……」
「また難しく考えてんのか?別にもともとが形だけの関係だろ。
彼氏とか彼女とかの肩書がはずれるだけで、俺らはこれまで通りだよ。またアイスとか食べに行こうな」
風様はテーブルの上の教科書をまとめて立ち上がる。そのままキッチンの入口まで進むと、私の方を振り返った。
……いつもの、風様の笑顔。だからかもしれないけど、どこかでほっとしている自分に気づいた。
「じゃ、また明日な。おやすみ」
「お、おやすみなさい」