現役女子高生、メイドになります!
「都合の良い話でしょ?ピアノも思う存分弾かせてくれる。家の面倒も見てくれる。楽器店だから、演奏会などのチケットなんかもすぐ手配してくれる。


しかも、学費が貯まるまでっていう期限付きにも関わらずね」




「……諒」




「こっからは完全に私の勘だけどね、多分、店長は私のお父さんなんじゃないかって」





もちろんその楽器店で働くことは、信子さんも了承済みだ。



信子さんが諒の父親について知っていてそうさせるのか、それとも全く知らないのか、そもそも全く関係のない人物なのか、諒にはわからないそうだが。




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