現役女子高生、メイドになります!
諒の部屋に着くと、彼女が話すより先に、手首をぐっと引き寄せて強引に唇を塞いだ。



彼女の、今まで聞いたことのない声が小さく漏れると、あっという間に俺の中を一杯に満たす。


気持ちを抑えきれなくなり、リビングのソファに彼女を押し倒した。夢中になりながら、俺は何度もキスを繰り返す。




ゆっくり顔を離すと、俺の身体の下で前髪を整えながら、照れた様子の彼女がいた。




「どこで覚えてくるの?そういうこと」



「ごめん……嫌だった?」



「別に。私の中での海の記憶は中学生で止まっていたから。びっくりしただけ」





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