ゆめ×むあ[完]
第三章
驚き桃の木山椒の木
私達は、その勢いを落とさず、外へ出た。
「ママ、メイク久しぶりに見たんだけど!ところで、今からどうするつもりなの?」
いつも、近くのスーパーに行く時も、スッピン…。(マスクに眼鏡)
ママ、女、捨ててる…
「あ、カフェ!カフェ!カフェに行くのよ。」
ママが言うには、最近できた新しいカフェに行くらしい。
十分位たっただろうか。
私とママは、おしゃれなカフェ街をはずれ、
悪どもが集いそうな場所に来ていた。
「ママ、あってるの!?」
「あってる、あってる。」
ママを信じるほか無い。
カフェとか、詳しくないし…。
そして、
ママが入ったのは、
カフェではなく、
カラオケだった。