君との時間~もう一度、私に恋をして
「理生‥‥‥‥なんでッ。」


私は、目を丸くした。


私の目の前に死んだはずの理生がいたから。



涙で、視界が歪む。



「心。お前はこっちに来んな」



それはとても冷たい声。



「いやだ、私は、理生と一緒に居たい」


来んななんて、言わないで。


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