こけしの恋歌~コイウタ~
トントン。
ノックの音がして、メイクルームのドアを見ると、そこに立っていたのは…。
「社長!?高畑さん!?」
どうして!?
今日は派遣の仕事で、サクラの仕事じゃないのに、どうしてここに社長と高畑さんがいるの!?
それよりなにより、仕事の途中なんだけど、受付は大丈夫なのかな?
時計を見ると、すでに謝恩会が始まっている時刻。
ひとり焦っていると、至って平静な態度の社長と高畑さんに連行された。
なにが起こっているのか尋ねてみても、ふたりはなにも答えてくれず、ただ笑ってるだけ。
なんか、ものすごーく怖いんですけど。
そして、連れて来られたのは、すでに始まっている謝恩会の会場。
後ろの扉からこっそり入った私たちは、一番端のテーブルに座った。
みんな壇上に注目しているおかげで、誰にも気づかれなくてホッと一安心…。
じゃなくて、なんで社長と高畑さんもしれっと座ってるの!?
不思議に思っていると、高畑さんが「常務にご招待されたの」と耳打ちしてきた。
なんで?、と訊きたいことはまだあったけど、司会の声に思わず壇上の横に視線が釘付けになった。
ノックの音がして、メイクルームのドアを見ると、そこに立っていたのは…。
「社長!?高畑さん!?」
どうして!?
今日は派遣の仕事で、サクラの仕事じゃないのに、どうしてここに社長と高畑さんがいるの!?
それよりなにより、仕事の途中なんだけど、受付は大丈夫なのかな?
時計を見ると、すでに謝恩会が始まっている時刻。
ひとり焦っていると、至って平静な態度の社長と高畑さんに連行された。
なにが起こっているのか尋ねてみても、ふたりはなにも答えてくれず、ただ笑ってるだけ。
なんか、ものすごーく怖いんですけど。
そして、連れて来られたのは、すでに始まっている謝恩会の会場。
後ろの扉からこっそり入った私たちは、一番端のテーブルに座った。
みんな壇上に注目しているおかげで、誰にも気づかれなくてホッと一安心…。
じゃなくて、なんで社長と高畑さんもしれっと座ってるの!?
不思議に思っていると、高畑さんが「常務にご招待されたの」と耳打ちしてきた。
なんで?、と訊きたいことはまだあったけど、司会の声に思わず壇上の横に視線が釘付けになった。