たぶん、また。
ガリガリの体で、狼の様な眼をした明彦は私をいつのまにか幸せにさせる。

明彦がいることで、私は救われる。
暖かな、冷酷な感情で溢れているのだ。

いつからだろう。明彦に愛情を求めなくなったのは。
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