どっきゅん♡LOVER


「沙弥、かっこよかったよ」


挨拶を済ませた後、すぐに近づいてきた修平が頬を緩めて言う。


「ほんとに?」

「もちろん」


修平……。


「ありがとう、すっごく嬉しい!」


あたしはぎゅっと修平に抱きついてから、大満足でスタジオを後にした。


しかし、幸せ溢れるそんな最中。

あたしの身に、新たな危機が訪れたのだ。

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