片想いがバレたら一緒にいられないっ!
「あの...よかったら、一緒に....行きますか?」

あたしはマキちゃんと顔を見合わせながら、ハル先輩に声をかけた。

「えーーーっ!いいの?!
うんうん!行く行く〜!」

あたしの言葉に、ハル先輩は目をキラキラさせながら大きく頷いた。

「あー.....。なんか気つかわせちゃってごめんな。
先輩行くなら、オレも行っていい?
今日、部活休みなんだ!」

三島くんの申し訳なさそうな言葉に、あたしもマキちゃんも笑顔で頷いた。

「わーい!わーい!
みんなでパンケーキだ〜♪」

隣でピョンピョン跳ねて喜ぶハル先輩を微笑ましく眺めながら、あたし達は校門へ向かった。
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