平凡少女と隠れ王子のいちご飴(仮)
「あ、うん。そのー…」


なぜか黙ってしまう五十嵐くん



「どうしたの?」


「あ、いや、ひ、引かないでね…?」


…引かないでとは何のことなんだろうか

「うん?」




「美容の…、美容の専門学校に通うんだ…」

何を言うかと思えば


「すごい!すごいじゃん!全然引かないよ!!むしろ尊敬するし応援する!この歳で夢があるなんてすごいことだよ!」


思わず机に手をつき、身を乗り出して興奮気味に言ってしまった



「え、え?あの、姫野さんっ?」
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