平凡少女と隠れ王子のいちご飴(仮)
「私も深月に出会えて、風馬に出会えてほんっとうに嬉しかった!楽しかった!高校卒業してもたまには私と遊んでね?」


「「当り前」」


ハモる二人を見て心がポカポカした


こんなに仲が良くても、高校を卒業したら
それぞれが歩く道はバラバラになる


深月は4年制大学に進学して、通いながら将来を考えると言っていたし、


風馬は東京に行ったときにモデル事務所の人にスカウトされたらしく、高校卒業後、晴れて芸能人デビューするらしい、、、

風馬に関しては私と生きる世界が裏表だよ…



私はといえば、特にこれといった夢もないし、大学に行くのは嫌だから事務職に就職することにした


またわたしの平凡ライフが始まるのが目に見えてわかる
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