中島は可愛い
奏汰の片付けをし終わって周りを見てみると、中島がすんごいふてくされた感じでソファに座っていた。
何があったんだろう
そーっと中島が座ってる前に立膝をして目線を合わせると
一瞬にして背中に腕を回された。
「え!なに?」
身をよじって腕の中から出ようとするけど中島の回す力が強すぎて全然出られない
「聖奈今なんで俺が怒ってんのかわかんないでしょ」
うんそんなのわかるわけないじゃん
「それより離してって」
「嫌だよやっと2人になれたんだから」
ねーそんなこと言われてもほら奏汰かえってきたら奏汰が居づらくなっちゃうよ
「聖奈さっきかえってきた人だれ?」
「さっき帰ってきた人?あぁー奏汰のこと?
2ヶ月前くらいから私の家に一緒に住んでるんだよ」
「そんなこと聞いてないんだけど」
「うん、ごめん言ってなかった」
「聖奈と奏汰って男の間には何も無いよね?」
今日は中島やけに喋るわ
「何にもないよ」