小さな死神2
あれから、一ヶ月経ったけど、由香の妹の行方は依然謎のまま。
流石に由香の家の前には、マスコミはいなくなってる。
もうすぐ玄関に着く。
「手のひら返しだね、ああいう人たちって信用できないよ。もう次の話題にいってるんだよね?」
「その方がいいんじゃないのか?」
「こんなに可愛い女子高生が絡んでるのにねえ・・・」
「はいはい、確かにね。」
「あ!あたしの事馬鹿にしてない?」
「そんな勇気!ないない!・・・」
さえこはぷぅ~とふくれてる。そんなとこも可愛いなぁ~。
なんて見てたら顔に気持ちが出てたみたい。
「あんたさぁ~?またエロい事考えてたんじゃない?」
「うお?そ、そんな事はないよ。」
さえこはミニスカを押さえてる。
「もぉ!やらしい目で見ないで!」
「いいから行くよ!」
さえこはチャイムを押した。
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