ota-stay night-
実際には存在しないものを形にするものであるが、著作権やらなんやらの問題のために、犠牲になるものは多いが、オリジナリティと言う点で、他の追随を許さない完璧な作品として仕上がる。それを脳内にトレース(複製)し、下半身に魔力の源(オド)を形成する。これはオド(自身で形成する魔力)よりもマナ(自然の理)に似ており、魔法と言うよりも、過去の英雄が使ったとされる、神器、または宝具と言う物に近い。例えるなら竜殺しの剣、神を切り裂く魔剣、大地を砕く大弓、山を割る斧、加藤鷹の指、等が上げられる。

そしてその下半身の魔力を開放し、物量を持たない空想を、数億の生命力へと変換させる、大魔法である。魔力を持たない田口の体では負担がかかるため、この魔術は一日に使える回数はかなり限られている。

家族に見られたら死にたくなる、使った後は後処理に時間がかかる等、欠点はあるが、リスクを除いてもメリットの方が大きいと言える。

田口「ふぅ、寝るか」

-2月1日-

この日、彼の運命は大きく変わることとなる。

まだ出会うことの無い七人の過去の英雄

セイファー

ランサーっぽい人

アーチ

ライダー

バーザーガ―

二刀流型アサシン

キャスターマイルド

そしてそれぞれのマスター達。

それぞれの願い、欲求。それをかなえる為の器。

なにも知らないまま巻き込まれる人々・・・

田口もその中の一人になるのであった・・・
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