笑顔をくれた駅員さん



ファミレスに着いて、席に座った。





私はいつも通り特大抹茶パフェを注文した。






奏斗くんが笑っていたのにはムカついたけど今日はお世話になるし、気にしないことにした。





「じゃあ、俺に相談してくださいな!」





そうだった。



私今日の目的を忘れかけていた…




「私ね…」




私は、初恋のお兄さんのこと。




お兄さんには彼女がいたこと。




最近出会った駅員さんがお兄さんに似ていること。






その駅員さんがお兄さんである可能性が高いこと。





そうなら好きになってはいけないこと。




すべて話した。



< 42 / 110 >

この作品をシェア

pagetop