笑顔をくれた駅員さん

友情




次の日。



私は駅員さんの導いてくれた答えを実現させるって決めた。



だから今日は、真剣に向き合うんだ。







__________ ガラララララ



教室のドアを開ける。





まだ南原さんは来ていない。





時間が経つにつれて心臓がどんどん音をを立てていく。



カチ、カチ、カチ



時計の秒針の音と私の心臓の音だけがきこえる。




スカートを握りしめてぎゅっと拳を握る。



大丈夫。


< 67 / 110 >

この作品をシェア

pagetop