笑顔をくれた駅員さん



「いらっしゃいませ。2名様ですか?」




「はい。」




そのまま席に案内された。




「さあ!莉子ちゃん。頼みますか!」




「うん!本当にいいの…?」





「子供が遠慮なんかするんじゃな~い」





「そんなに変わらないよ!」




「あはは!そうだな」




会話をしているとすぐに店員さんがやってきた。




「ご注文お伺いします」




「このパフェと、コーヒーでお願いします」





店員さんと会話をしている横顔が



ああ、好きだなって私の胸をきゅんとさせる。




店員さんが去っていってからしばらくの沈黙があった。




私は自分の水を飲んだりして気を紛らわせていた。




何を話そう…



下手にベラベラ喋って引かれたら嫌だな…



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