。+アイドルな彼氏+。


「晴斗はさぁ、なんで芸能人になったの?」


咲人はスカウトだったよね。

晴斗はなんなんだろう。



「俺?知らないなぁ」


「え?知らないってなに?」


「俺ね、小さい頃からモデルやってたから、あんまりおぼえてないんだよね。多分親に入れられたんだけどねっ」


「へぇ…」


なんか軽く言ってるけど、かなりすごいことだよね?

小さい頃からやってて今まで続いてるってすごい。



「着いたよ!」



ピーンポーン



「…」



「あれ?出てこない。いないのかな?」


ピーンポーンピーンポーンピーンポーンピーンポーンピーンポーンピーンポーンピーンポーン



は、晴斗鳴らしすぎ…




「…はい」


「咲人ー!」


「…晴斗!?」


「咲人、大丈夫?ごめんね?来ちゃった」


「美依まで…」


咲人は驚いてる様子。


そりゃそうだよね。





「とりあえず上がって」


「「おじゃましまーす」」




相変わらず殺風景な部屋だなぁ。


もっともの増やしたらいいのに。





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