。+アイドルな彼氏+。


「ちょ、ちょっと来てっ」


あたしは城崎晴斗を屋上までつれだした。

だ、だって教室じゃ話しづらいし。


それにみんなが騒いでるから…。






―屋上―――――――――――




「こんなとこに呼び出しちゃって♪告白?」


「ふざけないで。」


「冗談冗談♪」


「なんであたしのこと知ってるの?」


聞きたいことはたくさんあるけど、とりあえず一つ聞いてみた。




「なんでって。咲人の彼女ちゃんだから?」


「なんで知ってるの?」


「咲人に聞いたんだよー」


咲人に聞いた??


ってことはもしかして―…



「うん。お友達だよっ」


城崎晴斗がニコニコしながらあたしにいった。




ま、まぢ?






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