御曹司と恋のかけひき
30話
9月に入り、直哉さんに頼まれ、会食へ出かける事も多くなった、
外国では夫婦同伴が多く、婚約者がいた方が上手く話しも進むとの事だった。
普段の仕事に加え、会食でお会いする人の情報、
時事問題や流行りの服装など、勉強する事も多くなったが、
お母さんが全てフォローして下さるので、スムーズにいっている。
職場の人には呆れられてしまったが。
そんな会食から帰って、家でゆったりしている時、
テレビを見ながら、直哉さんが話しかけてきた。
「僕は万里香に秘密にしている事はないよ、万里香はあるの?」
「そうね、あるけど・・・」
「何?」
「言ってしまったら、秘密にならないでしょう?」
そんな、何気のない話をしていた。
外国では夫婦同伴が多く、婚約者がいた方が上手く話しも進むとの事だった。
普段の仕事に加え、会食でお会いする人の情報、
時事問題や流行りの服装など、勉強する事も多くなったが、
お母さんが全てフォローして下さるので、スムーズにいっている。
職場の人には呆れられてしまったが。
そんな会食から帰って、家でゆったりしている時、
テレビを見ながら、直哉さんが話しかけてきた。
「僕は万里香に秘密にしている事はないよ、万里香はあるの?」
「そうね、あるけど・・・」
「何?」
「言ってしまったら、秘密にならないでしょう?」
そんな、何気のない話をしていた。