キミへ告げる想ひ
「ふー。ダンスって結構難しいね。甘く見てたわ」
水筒の中身を先ほどまで一気飲みしていた冬実が言った。
「慣れれば楽しいよ。あたしも最初はかなりきつかったし」
菜々子は冬実の方に顔を向けた。
「なんかバドミントンやってるときよりも体力使う気がする。そんな感じすると思わない?」
後半は華に向けられた言葉だった。
「ウチらのエースが何言ってんのよ…。
でも、フユがそんなんでバテるんだったら次に試合やるときは勝機あるかもってことか」
「冬実って強いの?」
「うん。10回くらいフユと戦ったけど1、2回しか勝ったことないよ。桂碁、今度一セットでもやってみれば?」
「高確率で負けるだろうからやめとく」
「でも…、」
と真紗実が話そうとしたとき明梨さんが電話しながら戻ってきた。
水筒の中身を先ほどまで一気飲みしていた冬実が言った。
「慣れれば楽しいよ。あたしも最初はかなりきつかったし」
菜々子は冬実の方に顔を向けた。
「なんかバドミントンやってるときよりも体力使う気がする。そんな感じすると思わない?」
後半は華に向けられた言葉だった。
「ウチらのエースが何言ってんのよ…。
でも、フユがそんなんでバテるんだったら次に試合やるときは勝機あるかもってことか」
「冬実って強いの?」
「うん。10回くらいフユと戦ったけど1、2回しか勝ったことないよ。桂碁、今度一セットでもやってみれば?」
「高確率で負けるだろうからやめとく」
「でも…、」
と真紗実が話そうとしたとき明梨さんが電話しながら戻ってきた。