キミへ告げる想ひ
15-コイはアイを呼ぶ(華side)

1,

朝、目を開くと朝日が飛び込んできて思わずつむってしまった。

どうやら昨日寝る前にカーテンを閉め忘れていたようだった。

「あーいい天気」

朝一番の伸びとともに思わず口から出てしまっていた。

出かけるにはちょうどよい天気だった。


真奈たちとは私の最寄り駅近くの広場で9時半に待ち合わせしていた。

支度して外に出たときには9時を少し過ぎてしまっていた。

でも、駅までは自転車で行くので遅れることはないだろうと思っていた。

「おはよう」

広場に行くと、早速6人のうち2人の姿を見つけることが出来た。
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