キミへ告げる想ひ
「そうだけどさ、結構ウチらって非日常な生活だったからなーって思ったの」

「まっさん、まだまだそれは続くと思うよ。

もしかしたら完全にアイドルグループ、作っちゃうかもよ」

そう真奈が言ってるのを聞いてありえそうだなと思っていた。

「そうなったらすごいよね」

私の前の席に座ってたフユが再び後ろを振り向いた。

「まあでも、あいつならやりかねないと思うな」

私の隣に座ってた大原菜々子ことナナちゃんが言った。

「確かに…」
< 208 / 431 >

この作品をシェア

pagetop