キミへ告げる想ひ
「え…どういうこと?」

「私はね、

話し合わなくてももう桂碁と付き合うべき人は決まってると思うよ」

「なんでよ…」

私はわけが分からなかった。

「フユが言った人に当てはまるのって一人しかいないじゃない…」


言い終えたとき、

私の脳裏に二人の男女が浮かび、



消えた。
< 217 / 431 >

この作品をシェア

pagetop