キミへ告げる想ひ
出ると、呼び出されてから一時間ほど経っていた。

教室に戻ると、すっかり日が落ちてしまっていた。


「あー疲れた…。

桂碁、話長すぎだよ。
もう座っていただけでヘトヘトになっちゃったよ…」


「いやー、ごめんごめん。

確かに長かったけどまたライブが出来るんだよ、よかったじゃない」

そう桂碁が答えると華は少し笑っていた。

「そうだね」


「そういえば桂碁、何でメンバー増やしたの?」

淋が聞いてきた。

「まだ言ってなかったっけね…」

「いくら何でも合計25人は多いよ…」
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