キミへ告げる想ひ
「でも、全員に声掛けて周るのは大変じゃない?」

「楽しいから苦痛ではないかな。中原さんはどう?」


「まぁボチボチかな。
でもテニスよりいい汗かける気がする」

「それはよかったじゃん。

それならまだまだ成長できるってことじゃない?」

桂碁がそう聞くと彼女はそうかもねと言った。

「佳菜って呼んでいいよ」

「え…?」
< 249 / 431 >

この作品をシェア

pagetop