キミへ告げる想ひ
「俺はダンスやったことなかったけど、
このメンバーは楽しかった。


桂碁、俺のこと誘ってくれてありがとう」

樹は、そう言った。


「正直最初はあんまり乗り気じゃなかったけど、
今は楽しくやれた。


ありがとう」

将也(マサヤ)は短く言った。


「本音を言うとマジで最初はやりたくなかった。


でも、黛君に一緒にやってって言われたから始めた。


だけど結構楽しかったです以上です」

いつもの如く早口で怜生は言った。


「ここは簡単に言わせてもらうよ。

やってよかったって思ってる。
本当に。
はい、終わり」


一希はそれだけしか言わなかった。


「男子は俺が最後か…。

最初誘われたときはなんで?って思ったけど、

桂碁と二人で【Jet to the Future】ができてめっちゃ楽しかった。


機会があったら、またやらせて下さい」

麒人(アキト)はそう言った。
< 324 / 431 >

この作品をシェア

pagetop