キミへ告げる想ひ


「渡したいものって?」

よくわからない、真奈はそういう顔をしていた。



「俺、今年の8月に千葉の実家に行ったときに白子のホテルに泊まったんだ。

そこでみつけたもの、みんなにプレゼントしようと思って」



「そういえば行くって言ってたよね。


それで、そのプレゼントってどういうやつ?」



華は目を輝かせて言った。


「これだよ」
< 341 / 431 >

この作品をシェア

pagetop