キミへ告げる想ひ


でも私は違う。



男として生まれて


男して社会で生きることを強いられる。



男だからという理由で、
肉体労働を優先してやったりもする。



私にはそれが嫌だった。




男として扱われて、


男として生きていかなきゃならないことも。



みんなにとって当たり前のことが、



普通に感じてることが





私には全部羨ましかった」



桂碁はここまでいったところで一息ついた。
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