キミへ告げる想ひ


「本当に二年間ありがとうございました!」



桂碁たちは頭が地に着くのではないかというほど深々と頭を下げた。


涙は、出なかった。


今まで何度も出てきたから、出てくるだろうと思っていた。


不思議な気持ちだった。
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